動物愛護団体とは

日本にはいわゆる動物愛護団体と呼ばれている団体は複数存在し、代表的な団体4つを「愛護4団体」と呼んでいます。
そしてそれぞれの団体ごとに少しずつ目的や活動内容が異なっていますので、まずはそれぞれの団体の特徴をみた上で、適切な団体にお問い合わせされた方が良いでしょう。
動物愛護団体は、主としてコンパニオンアニマルとして家庭で飼育されている動物の虐待や遺棄の防止や、適正な飼育・取り扱いの普及啓発を推進するための団体で、全国的なものからローカルのものまでさまざまな団体が多数活動しています。
日本国内では日本動物愛護協会・日本動物福祉協会・日本愛玩動物協会などのように公益団体となっているものの他に、市民等有志の持ち寄りによるもののような小さいグループまで、組織的に大小様々な任意団体あるいはNPO法人が各地にあります。

具体的な活動内容

活動の具体的な内容は、捨て犬、捨て猫の保護ならびに飼い主探しや、飼い主に飼えなくなったとして保健所、動物管理センター、動物保護施設 に連れてこられた犬猫、もしくは捕獲された犬猫の殺処分を減らす運動、地域猫活動などさまざまです。
規模によって多少の違いはありますが、ほとんどの動物愛護ボランティア団体は、メンバーでお金を出し合って活動しています。
また賛同する方達の寄付や街頭募金やバザーなどでまかなっている場合もあります。
一度は身勝手無責任な飼い主から不要とされ捨てられた個体の生存を社会的に受け入れさせるため、動物を一時収容し、家庭動物としての訓練を行ったり、病気や怪我の治療、不妊去勢手術、ワクチン接種などを行った上で飼い主を募集する施設をアニマルシェルターと呼び、日本ではまだまだ認知度が低いですが、欧米では、動物の入手先として大きなウェイトを占めます。